先発医薬品で発生する選定療養のお話

2024.10.10
診療報酬改定

皆様は「選定療養」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

通常、医療を受ける際には保険が適用されますが、

保険適応外の範囲(差額)を自己負担することで、より患者さんの希望に合わせた治療を受けることができる制度のことです。

有名なのが、入院中に差額を支払うことで個室等を希望することができる「差額ベッド代」です。

実はこの10月から、新たに

患者さんの希望で先発医薬品を選ぶ」場合にも選定療養となり、一部負担金が生じることになりました。

▼当薬局でもこのようなポスターを掲示しています!

後発医薬品(ジェネリック医薬品)であっても有効成分は先発医薬品と同じであり、治療効果が先発医薬品と同等であるという試験も行われております。

また、ジェネリック医薬品の中には、先発医薬品と全く同じ原薬・添加物・製法・工場で作られているオーソライズド・ジェネリック(AG)というものもあります。

(※AGによっては一部異なる場合もございます)

もしジェネリック医薬品に抵抗のある方は、まずはこのAGから試してみるのが良いのではないでしょうか?

ただし、AGが発売されているか否かは薬によって異なります。

もし先発医薬品から切り替えたいとお考えの方は、お気軽に店舗スタッフまでご相談ください!